シーソーの仕組みを利用 自動車が前後に移動して餅をつく
お正月の恒例行事である「餅つき」を、自動車が行うというユニークな動画が公開された。赤色の自動車が、ゆっくりと鉄製レーンの坂を上る。すると、そのレーンはシーソーになっており、自動車が頂上まで登りつめると、反対側の方向へと下がっていく。その先端には杵が設置されており、地面に置かれた臼の中の餅をつく。
さらに、自動車は前後に動き、その度に餅がつかれていく。臼の横には屈強な男性が2人立ち、自動車が後ろに下がった隙にお餅をひっくり返す。CGは使われておらず、実写ならではの迫力ある動画だ。
これはアウディジャパンのSUV(多目的スポーツカー)「Audi Q2」のプロモーションで制作された動画だ。同社では、「Audi Q2」が発売された2016年4月から、「#型破る」というコンセプトを掲げて、既存の慣例を打ち破るキャンペーンを展開している。ラーメン店の一風堂と新食品を開発したり、ユーザー参加型企画で「新しい遊び」を制作したりしてきた。今回の動画も、この企画の一環で制作された。
同社 デジタル&マーケティングマネージャーの井上大輔氏は、「想定ターゲットは、デザイナーや広告クリエイター、ウェブデベロッパーなど『0から1』を生み出す職業の人。特に若い世代は、セダンはもちろん、ステーションワゴンですら古いボディタイプと見ています …
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