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クリエイティブの「種」、のようなもの

資生堂クリエイティブ本部・小助川雅人氏による新連載がスタート!

人々の心を揺さぶり、行動を喚起することを目的とする「広告」。まだ誰も見たことがない新しい表現を通じて、自社ブランドの魅力を強烈に訴求することを求められるインハウスクリエイターは、日々、どのような物事からインスピレーションを得ているのでしょうか。資生堂 クリエイティブ本部の小助川雅人氏が、「広告」の枠組みにとらわれず「気になった」ものを毎回セレクトし、クリエイティブワークに生かせそうなポイントを考察します。

2018年1月現在、私は「資生堂クリエイティブ本部」に所属している。去年までの名前は「宣伝・デザイン部」。組織変更に伴い、ついに「宣伝」の文字がなくなった。コミュニケーションを考えるときに、従来通りの「宣伝」や「広告」だけでは対応できなくなってきていることは、それらを担当している人にとっては実感のあるところだろう。

広告は「いらないんじゃないか」とも、「嫌われ者」とまでも言われている。いや、嫌われたくないんです。好かれたいのです。ほんとに。では、どうしたらいいんだろう。お客さまと、もっとつながるために、どんなヒントがあるのだろう。

この連載では、インハウスでクリエイティブをする立場の人間として、広告の「種」、のようなものについて取り上げていこうと思う。

真っ黒な画面に端正にレイアウトされた白抜きの文字で「大統領があなたの土地を盗んだ(The President Stole Your Land)」と書かれたWebサイトの画面を見て、私は少し考え込むことになった …

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