SNSキャンペーンで実現 ユーザーとのエンゲージメント強化
講演テーマ
先端企業の担当者に学ぶ Twitterでのインスタントウィン、チャットボットの活用法
登壇者
セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 販売促進部 メディア広告企画担当 大石健司氏
ユニークビジョン 代表取締役 白圡良之氏
日本コカ・コーラ マーケティング本部 IMC iMarketing マネジャー 越智麻央子氏
Twitter Japan ブランドストラテジー マネージャー 橋本昇平氏
日本マクドナルド マーケティング本部 ナショナルマーケティング部 マネージャー 山野邊普人氏
国内の月間利用者数が4500万人を超えるTwitterは、消費者と企業をつなぐ代表的なプラットフォームだ。企業のソーシャルメディア活用を支援するユニークビジョンの白圡良之氏は、Twitterにおいて効果的なコミュニケーション手法のひとつとして「インスタントウィン」の活用法を解説した。
インスタントウィンは、ユーザーが簡単に参加できる手軽さや懸賞当選への期待感から、ファンの獲得、商品情報の拡散、購買促進に効果的として多くの企業のキャンペーンに取り入れられている。急速にユニークユーザー数を伸ばしており、2017年2月から10月までの8カ月間で、1キャンペーンあたり14倍に増えたという。
講演には先進企業3社のマーケターが登壇。各社のインスタントウィン活用法が紹介された。
今後の展望について、白圡氏は、「インスタントウィンで得られたユーザーのデータを次なる施策に生かすことで、より精度の高いマーケティングが可能になる」と力を込めた。
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効果的なコンテンツマーケティングは施策横断的な効果測定で実現できる
講演テーマ
施策効果の見える、オンラインメディアのタイアップ広告活用法
登壇者
QUANT 事業開発部 部長 長谷部竜也氏
キリン デジタルマーケティング部 主務 行縄 修氏
デジタルマーケティング支援企業のQUANTは、400メディア1000万本の記事の通読状況を分析し、5億IDのオーディエンスデータを保有するコンテンツマーケティングシステム「Quant」を提供している。
同社の長谷部竜也氏は、「タイアップ広告やコンテンツマーケティングは、他のデジタルマーケティング施策と比べて効果測定が曖昧になりがち。『Quant』を活用すれば、読者の属性情報やコンテンツの読了率といったデータに基づき、有効な施策を企画・実行することができる」と話す。
最近、QUANT社との取り組みをスタートした企業のひとつにキリンがある。キリンの行縄修氏は、それに至った背景として、2017年度にビールブランドで行った統合キャンペーンを紹介した。
「ブランド低関与層の興味喚起を目的とした施策。初期接点として、外部メディアとのタイアップ記事による興味喚起を行い、ブランドサイトに誘導、継続的な関係構築を行うための会員登録・SNSフォローへつなげるというシナリオがあった。複数の媒体にまたがるタイアップ記事の効果を、横断的に評価したいと考えた」。
また行縄氏は、デジタル施策は「購入喚起型キャンペーン」と「ブランド広告型キャンペーン」の2つに大別されるとした上で、「キャンペーンによって目的は異なるはず。購買に至るまでの中間指標をトラッキングできる仕組みを構築し、意図していなかった結果からも学んで、次の打ち手に生かすべき」と強調した。
顧客にとっては、どの接点におけるコミュニケーションも、同じひとつのブランドの体験。複数メディアやモーメントを横断して顧客体験を考える必要があり、そこでは施策横断的な効果測定・評価が不可欠だ。
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