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YouTuberの感性とクリエイティブを企業マーケティングに生かす

UUUM

オフラインにまで広がる YouTuberの活躍の場

HIKAKIN、はじめしゃちょー、佐々木あさひなど、日本を代表するYouTuberを筆頭に現在5000超のチャンネルとネットワークを築いているUUUM。参画するクリエイターに対して活躍の支援を行うほか、そのネットワークを生かし、企業のインフルエンサーマーケティングの支援を行ってきた。

同社の執行役員/バディ・プラニングユニット担当である市川義典氏は「日本でもインフルエンサーマーケティングに対する企業の関心の高まりを感じている。2016年は200社程度だった取引先企業数も、2017年には600社を超える予定で、創業以来の成長スピードを今も保てている」と自信をのぞかせる。

3年前は、ゲーム業界が主だったクライアント企業の業種も広がりを見せている。YouTuberに対する若年層の熱狂の高まりに合わせて菓子や飲料、玩具などに広がり、昨今ではメイクやファッションの領域で活躍する女性インフルエンサーのネットワーク「reel」を立ち上げたことで、コスメやスイーツ関連の仕事も増えているという。

さらに「HIKAKINのように圧倒的なフォロワー数を誇るクリエイターだけでなく、例えば釣りやゴルフなど特定の領域に特化して人気を集める人も出てきている。企業のマーケティング活動のニーズが従来のマス広告一辺倒から、緻密なセグメンテーションに基づくコミュニケーションに変わりつつある中、特定領域に興味を持ったコミュニティが企業マーケティングに提供できる価値は大きいはず」と市川氏は考えている。

2018年のUUUMの戦略について聞くと、市川氏からは「クリエイター支援、企業のマーケティング支援の双方でコンテンツの幅を広げていくことを重視したい」という答えが返ってきた …

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