次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのか。今回は、ドーム サプリメント事業部 マーケティングチームで活躍する梶原慶裕さんに話を聞いた。
大学でラグビー選手やトレーナーとして活躍
スポーツブランド「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」を日本で展開しているドーム。同社のサプリメントブランド「DNS(ディーエヌエス)」の店頭販促やSNSなど、消費者に向けたコミュニケーション施策を担当しているのが梶原慶裕さんだ。
早稲田大学でラグビー選手として活躍した後、大学院でスポーツ整形外科学を学びながらスポーツチームや個人のトレーナーを務め、卒業後に同社に入社した。現在もラグビーチームに所属し、自らのアスリートとしての経験を生かして仕事に取り組んでいる。
科学的根拠に基づく設計のため海外の論文を調査
そんな梶原さんが入社後、最初に担当したのが新商品の開発。プロテインのハイグレードモデルの成分決定という商品づくりの根幹に関わった。「成分の裏付けを得るために、海外論文の調査を担当しました。他商品と比べても身体づくりを効率よく行うための成分が十分な量、含まれており、他にない商品だと自負しています」と梶原さん。
新商品の「プロテインSP」は2016年に発売され、競合製品と比べて価格が高い中で、トップアスリートなどからの支持を得て、現在は当初からのモデルの売上を越える規模に成長している。「まずトップアスリートから品質に満足してもらって活用してもらい、そこから一般の人に広めていく戦略を立てています」 …
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