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音声認識の時代にメーカーはどう対応? 江崎グリコが「Amazon Echo」でスキル提供の背景

Glico Asia Pacific、江崎グリコ 玉井博久

江崎グリコはスマートスピーカー「Amazon Echo」の発売に合わせて、音声サービス「Amazon Alexa」に対応したスキル「教えて!ぐりこっち」の提供を開始した。食品メーカーでありながら、なぜ音声サービス向けのスキルを開発したのか。その狙いについて、江崎グリコの玉井博久氏に聞いた。

「ぐりこっち」という名称は、グリコとコーチの組み合わせを、さらにかわいくして付けた。

日本最初のスキルのひとつ 食材の栄養素を伝える

日本で「Amazon Echoシリーズ」の発売が発表された11月8日、そのスキルを販売するAmazon内コーナーには100以上のパートナーによる265種類のスキルが並んだ。江崎グリコの「教えて!ぐりこっち」もそのひとつ。大人や子どもが「ぐりこっち」との会話を楽しみながら、食材の知識を得ることができる。

その使い方は簡単だ。まず「アレクサ、ぐりこっちをスタートして」と呼びかけるとスキルが起動する。その後に知りたい食材の名前を伝えると、「ぐりこっち」がその栄養素やおすすめの調理方法、食材に関する豆知識を教えてくれる。

そこで提供される情報は同社が運営するWebサービス「すぐわかる栄養成分ナビゲーター」を活用したもの。これは文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(7訂)」収載の一般食品2191品目の栄養成分を網羅する信頼性の高い情報だ。

「当社の『すぐわかる栄養成分ナビゲーター』は、管理栄養士やスポーツトレーナー、医療関係者などの専門家に活用してもらっています。しかし、まだ一般の家庭での利用が少なかったため、『教えて!ぐりこっち』で体験してもらうことで、栄養バランスの取れた食事や食事中の会話が弾む環境、子どもが食べることを好きになるきっかけづくりをサポートしたいと考えました」(玉井氏)。

音声認識の時代を見越していち早くスキルを開発

江崎グリコがいち早く、「Amazon Echo」向けにスキルを開発した背景には、消費者の情報入手経路の変化がある …

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