日々進化を続けるデジタルテクノロジーを活用しながら、新しい顧客体験の創出やブランド価値の向上に挑戦するマーケターの皆さん。日々の仕事内容や2018年に注目していることを聞きました。(社名50音順・敬称略)
DIGITAL MARKETER 02
アウディ ジャパン
企業目的と現状の隙間を、デジタルマーケティングが埋める

アウディ ジャパン
マーケティング本部・デジタル&CRMマネージャー
井上大輔
ヤフー、ニュージーランド航空、ユニリーバを経て現職。多様な実務経験をもとに、幅広い領域を守備範囲とする。

デジタル担当歴
12年
デジタルマーケターに期待される役割とは
隙間を埋めることです。「マーケティング」は、ひとつの機能ではなく、例えば「カイゼン」のような思想・考え方に近い。デジタルも同じく組織に遍在(広くあまねく存在)するため、あらゆるところで発生している企業目的と現状の隙間を、デジタルマーケティングが埋めていくことを目指すべきです。
2018年、注目していること
・リアル店舗での購入をコンバージョンとしたデジタルの効果測定
・メディア(クラシカル、デジタル、POE)を横断した効果測定
・最適なエージェンシーのチーム編成・AORのあり方
最近手がけた広告・キャンペーン

新車Audi Q2のローンチコミュニケーション全体をリード。ライバル関係にある複数のエージェンシーの企画を組み合わせる(サイト上に同居させる)など、新しいWoW(Way of Working)に挑戦し、セールス上もグローバルからの評価としても大きな成功を収めた。
DIGITAL MARKETER 03
アサヒグループ食品
これまで到達できなかった領域・ターゲットにリーチする

アサヒグループ食品
理事 食品マーケティング部長
林 和弘
1990年アサヒビール入社。2013年よりアサヒフードアンドヘルスケア(現アサヒグループ食品)食品マーケティング部長。

デジタル担当歴
4年4カ月
デジタルマーケターに期待される役割とは
従来型の手法に捉われない斬新な発想と革新的な取り組みにより、これまで到達できなかった領域・ターゲットへのリーチを可能にすること。
2018年、注目していること
・オムニチャネル
・SNSのシニア世代への拡張
・AR活用のプロモーション
・インフルエンサーマーケティング
最近手がけた広告・キャンペーン

MINTIAブランドサイトキャンペーン「MINTIAサラリーマン診断」(2017年7~9月) …