広告マーケティングの専門メディア

           

EDITOR'S PICK キャンペーン

広告が嫌がられる時代に、あえてバナー広告で追いかけるキャンペーンを展開

ユニリーバ・ジャパン

キャンペーンページ。"神ツイート"を募集している段階(上)と好きなメッセージを選んでもらう段階(下)。

リターゲティング広告を応用しそれぞれに合ったメッセージ

気になった商品やサービスのWebページをチェックした後に、他のWebサイトに行っても、その商品の広告が表示される―。そんな広告に"追いかけられる"経験をしたことがある人は多いだろう。中には、嫌気が差して、広告を表示させなくするアドブロックツールを導入する人もいるかもしれない。

バナー広告に対して消費者が抱くネガティブなイメージを逆手にとって、追いかけられることをポジティブに感じさせるキャンペーンがスタートした。ユニリーバ・ジャパンは10月24日から、スカルプケアブランド「クリア」で、25歳から39歳の女性をターゲットに、人を元気付けるメッセージが掲載されたバナー広告"ポジバナ"を表示させる企画をスタートした。

仕組みは、リターゲティング広告の仕組みを応用している。ユーザーが特設サイトにアクセスして、そこに表示されている好みの言葉を選択する。例えば、「出会いのすべてに意味がある。だからどんな人にも一度は耳を傾けよう。」という言葉を選ぶと、「人とのつながりにおいて、何より大切なのは、自分から動き出すこと。たくさんの人と話そう。」など、「人とのつながり」を重視したメッセージが載ったバナーを3つ提案。

今後、他のサイトを訪問したときに、それらの広告が表示される可能性が出てくるのだ。その他にも、選んだ言葉によって「恋愛」「人生」「仕事」などに関連したバナー広告が表示される …

あと56%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

EDITOR'S PICK キャンペーン の記事一覧

広告が嫌がられる時代に、あえてバナー広告で追いかけるキャンペーンを展開(この記事です)
スマートスピーカーとそっくりなドーナツ、グーグルが期間限定ショップをオープン
ヤフーがおそ松さんや仮面女子などとコラボし、フォロー機能の利用促進
「吉野家」と「はなまるうどん」が顧客を互いに送客、お得な定期券をコラボで販売
参加者が変顔を競い合う、キレートレモンが渋谷で行ったサンプリングイベント
樹木希林さんがカードの「化身」に、キャスティングが肝のMastrcardキャンペーン
アラレちゃん、両津勘吉、悟空が登場、『週刊少年ジャンプ』 50周年ポスターが話題
かつて終売した商品を新発売、日清食品の自虐的なキャンペーンが話題
秦基博「ベストアルバム」を、初のオリコン1位につなげたプロモーション企画
新聞が「折り紙」に変身、話題を集めたKINCHO広告の狙いとは?
ロッテ、羽生結弦さんなど「20代のヒーロー」とコラボで世界に一つだけのガム発売
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する