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研究室訪問

中小小売りの共同店舗開発を通じ地域産業の活性化に貢献したい

今村 哲 教授(拓殖大学)

『世界に冠たる中小企業』
黒崎誠(著)、講談社、2015年

中小企業は、日本経済の中核を形成していると言われている。わが国には厳しい条件に晒されながらも、世界シェア70%を有し、オンリ-ワン企業に近い中小企業が数多く存在している。本書では、世界シェアトップ集団となっている中小企業24社を取り上げ、経営トップに直接取材し、その企業の経営方針や戦略を明らかにしている。

将来のなりたい姿を定め目指す方向を示すことが重要

拓殖大学商学部教授の今村 哲氏は、小売業を中心とした中小企業の支援策を研究テーマとしている。中でも中小規模の小売業が単独では解決できない課題を、国が行う助成や支援策を活用することで成果につなげているケースに注目している。

研究者になる以前は、小田急百貨店に勤めていたという今村氏。仕事をしながら大学や大学院に通い、論文を書き続ける生活を送っていた。当時、店舗開発を担当していたこともあり、研究としても深めていたところ、縁あって大学講師として起用されることとなり、研究者の道に進むこととなった。現在は国の助成金を活用した『中小企業活路開拓事業調査・実現化事業』プロジェクトに10年以上携わっている。

「プロジェクトに携わる中で、全国各地に赴き、企業の方とお話する機会も多くあります ...

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