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足立梨花、自身の役割を考えて挑む「仕事」のとらえ方

足立梨花×眞鍋海里

九州のタイヤ通販会社AUTOWAYの「雪道コワイ」をはじめ、わりかんアプリpaymoのWebCMやアーティスト超特急の連結MVなどの話題作を多く手掛けるコンテンツプランナーの眞鍋海里氏と、本コーナー初の二度目の登場となり、話題作に多く出演するタレントの足立梨花さん。二人の考える仕事のあり方、そして対談から見える二人の共通点とは。

足立梨花(あだち・りか)
1992年10月16日生まれの女優、タレント。長崎県生まれ、三重県育ち。第32回ホリプロスカウトキャラバングランプリ獲得でデビュー。その後、女優業やバラエティなどで幅広く活躍。NHK連続ドラマ小説『あまちゃん』をはじめ、日本テレビ『地味にスゴイ!校閲ガール河野悦子』やフジテレビ『人は見た目が100パーセント』などのテレビドラマに出演。今年2月には主演映画『傷だらけの悪魔』が公開し、10月には黒羽麻璃央さんとのW主演映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』が公開予定。

ヘアメイク/菅原利沙 スタイリスト/山本真里江 Photo/杉能信介

足立:眞鍋CDは面白い企画を次々に打ち出されている印象があります。どのようにしてご自身のスタイルを築き上げられたのですか。

眞鍋:ベースとなっているのは「どうしたらブランドの課題解決に貢献できるのか」という考え方です。課題解決が前提で、さらに広告を見る生活者に対して、サービス精神をもった企画を届けたいと考えています。

足立:サービス精神をもって、とは具体的にはどういうことですか。

眞鍋:企画をするうえで、課題解決になるラインと、視聴者が感動や満足するラインって少し違うところにあるんです。課題解決の先に感動や満足はあるので、サービス精神とは、そこまで考えるということです。プランナーとしてあざやかに課題解決をして、エンターテイナーとしてその先の感動や満足まで企画をもっていく。生活者が「この広告を見て良かった!」と思ってもらえるところまでをゴールに日々企画をしています。

足立:キャスティングに関しての考え方についても伺いたいです。

眞鍋:実は僕はあまりタレントさんを起用した作品が多くないんです。ですがプランナーとしては生活者に受け入れられるコンテンツを制作して、企画・表現部分のエッジを立ててくれる人、さらにそこをジャンプしてくれる人を起用したいですね。

足立:まずは自分のクリエイティブがあってこそということですね。

眞鍋:そうですね。タレントさんありきで企画するよりも、あくまで企画をベースにジャンプアップを手伝ってもらうといったイメージでしょうか。

足立:なるほど。さて、今日はジャンプアップを手伝ってもらうタレントさん、足立梨花さんをお呼びしています。眞鍋さんは梨花さんのどういったところが気になって「いま会いたい」とお考えだったんですか。

眞鍋:多岐にわたってご活躍されているところを拝見して、器用というか、守備範囲がとても広い方なのかなと気になっていました(笑)。

梨花:本当ですか!嬉しいです!

足立:ドラマからバラエティまで幅広くご活躍されていますよね ...

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