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復活の時を迎え、現代に立ち上がる 幅広い世代に人気の「マジンガーZ」 動き出し、未来に見据えるものとは

コンテンツ大国日本。そのコンテンツの力を利用した企画で新規顧客の開拓を目指す企業は多い。世界観、キャラクター、ストーリーなど魅力的なコンテンツをどう活用すればいいのか。3回目は、幅広い世代や国で人気を集める国民的アニメ「マジンガーZ」を取り上げる。

スーパーロボットアニメの原点 2017年にどう動き出すのか

漫画家・永井 豪氏原作で1972~1974年までテレビで放映されていたアニメ、「マジンガーZ」。主人公が巨大ロボットを操縦する、乗り込み型のスーパーロボットアニメというジャンルを初めて確立させた作品だ。当時アニメを視聴していた、現在50代以上の世代の認知度だけでなく、若年層の間でも高い認知度を誇るという。

「内容・ストーリーまでご存知の方は20~30代の若年層では少ないのですが、マジンガーZの独特なビジュアルや必殺技と、水木一郎さんの歌うオープニング楽曲の認知度は高く、ゲームなどのメディアでも登場していることから若年層にも身近な存在になっているのだと思います」と話すのは、東映アニメーション企画制作本部 映像企画部 映像企画室 プロデューサーの金丸 裕氏。

原作者の永井豪氏が画業50周年を迎える本年、「マジンガーZ」の映画化が決定している。オープニング楽曲は当時と引き続き水木一郎氏が担当し、今回のために新しく録音している点もポイントのひとつだ。さらに当時楽曲を担当していた作曲家・渡辺宙明氏の息子である渡辺俊幸氏が劇中音楽を担当する。

「2017年の今、『マジンガーZがどのように復活するのか』が企画に際して最も腐心した点です。今回の映画を宣伝するにあたり、あまり情報を一度に出さずに、小出しにするようにしました。例えば、映画宣伝の第一弾のビジュアル制作では、『パイルダーオフ(操縦ユニットがロボットの頭上に装着されていない状態)』の状況を表したのですが、細部まで描きすぎないことで、ファン以外の興味喚起も狙いました。オフからどう『パイルダーオン』になっていくのか。これは映画のキャッチフレーズ『それは、神にも悪魔にもなれる―』(マジンガーZの創造主・兜十蔵の言葉)でも表しています」(金丸氏)。

また、今回の映画は海外の先行興行にも挑戦している。通常は日本で公開した後、海外でも興行するのが一般的だが、東映アニメーションでは映画「キャプテンハーロック」(2013年)、「聖闘士星矢Legend of Sanctuary」(2014年)などの海外で人気を博したハイクオリティなリブート作品の実績に基づき、本作では国内よりも海外で先行興行することに。

「マジンガーZは多くの国と地域で長年人気があり、認知度も高いため、海外での盛り上がりを日本にニュースとして持ち帰れたら、と。日本のファン層と異なるのは、海外のファン層はオンエア時期の関係から30~40代が中心。Facebookにはファンページも多くあるため、SNSでの拡散にも期待しています」(金丸氏)。

海外で長年人気のある本作品は、グローバルマーケティングの一端も担っている。今後は海外進出を狙う企業やブランドと積極的にコラボレーションしていきたい考えだ。

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