DAC、ブロックチェーン活用による日本初のデジタル広告効果透明化実証実験
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム（DAC）は4月25日、次世代取引の技術であるブロックチェーン技術を用いてデジタル広告の効果の透明性を改善するため、日本アイ･ビー･エムと連携した実験プロジェクトの開始を発表した。
現在国内インターネット広告市場において、RTB取引が拡大する一方で、DSPやSSP、3PASなどの複数プラットフォームを利用した広告配信実績レポートデータに対する透明性や、第三者の計測ベンダー間で測定方法が統一されていないなどの課題がある。
こうした状況を根本的・革新的に解決するため、エグゼクティブ・アドバイザーとしてフライシュマン・ヒラード・ジャパン SVP&Partnerであり、DACフェローでもある馬渕邦美氏を招聘。日本初の取り組みとしてブロックチェーンを活用した実証実験を開始した。
DACは自社DSP、SSP、3PASのデータを提供するとともに、これまで培ったアドテクの知見を活かし、本プロジェクトを推進します。IBMによるブロックチェーン技術およびそのインフラの提供、また、広告主としてニューバランスジャパン、媒体社としてメディアジーンの協力を得て、実証実験を行う。
サイバーエージェント、新会社「新R25」を設立
サイバーエージェントは、メディア事業子会社「新R25」を5月1日に設立し、6月中旬に新たなニュース解説メディア「新R25」を開始するとともに、当社が、2014年4月より運営してきたニュース&エンタメメディア「Spotlight」を、同じく6月中旬に新メディア「新R25」にブランド統合する。
「新R25」は成長意欲の高い若手ビジネスパーソンをターゲットに、必要な公共性の高いニュースを分かりやすく解説し、新しいアプローチで届けるWebメディア。本メディアのコンテンツを通じて、少しでも多くの若者たちに社会への関心を生み出すことを目指す。
当社は、若手ビジネスマン層をターゲットにしたフリーマガジン「R25」や、30オトコの本音に向き合う会社員人生探究メディア「web R25」を運営してきたMedia Shakersの発行済み株式の全株式を5月1日に譲り受けている。同社のコンテンツ制作のノウハウと、当社が「Ameba」や「Spotlight」をはじめとしたWebメディアの運営で培ったノウハウを活用することで、新会社にて「新R25」を提供していくという。
今後もメディア事業のさらなるサービス拡充を図っていく考え。
ベクトルとデータセクション 共同開発プロジェクトを開始
総合PR会社のベクトルは、人工知能（AI）を使ったデータ分析サービスなどを手がけるデータセクションと共同で、膨大なビッグデータを人工知能（AI）が解析しPRコンテンツの制作をサポートするツール『AI-PR』のサービス提供を目指し、4月より同プロジェクトを本格的に始動 ...
