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広告界イベント&新商品情報

4月の広告界イベント&新商品情報まとめ

最適な出稿計画を導くツール提供で3社合意

Yahoo!JAPAN、博報堂DYメディアパートナーズ、そしてこの両社によって2016年に設立されたHandy Marketingの3社は、クロスメディアの統合マーケティングを支援する目的で、次世代型メディアプラニングツール「Handy Media Planner」を提供することに合意した。

「Handy Media Planner」は、Yahoo!JAPANが構築した、テレビ実視聴とWeb行動データを統合した調査パネル「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」を利用する。同パネルは、関東・関西に居住する約8000人の調査モニターから取得する24時間365日のテレビ実視聴データと、Yahoo!JAPANサイトの行動データを紐づけたもの。これを活用することで、同一モニターのテレビCM視聴行動とWeb検索行動の関連性や、テレビCMとWeb広告接触の複合効果などが分析できる。

同パネルのデータを含め、10万人規模の広告効果データを活用することで、「Handy Media Planner」は、テレビCMとWeb広告を同一指標で評価し、それらの広告を組み合わせた最適な出稿計画を提示することが可能だ。また、計画におけるリーチや認知、態度変容を推計することもできる。

オプト、1→10driveと提携し 新プロジェクト発足

オプトは、ワン・トゥー・テン・ホールディングス(以下:1→10HOLDINGS)の子会社であるワン・トゥー・テン・ドライブ(1→10drive)と提携し、デジタルとリアルが連動した体験ができるサービスを提供するべく、新プロジェクト「drop:Phygital Marketing Lab(ドロップ:フィジタルマーケティングラボ)」を発足した。なお、同プロジェクト名「フィジタル(Phygital)」は、物質を意味する「フィジカル(Physical)」と、「デジタル(Digital)」を組み合わせた造語である。

同プロジェクトでは、両社の知見とテクノロジーを掛け合わせることで、モノをインターネット経由で通信させるIoT(Internet of Things)、人工知能のAI(Artificial Intelligence)、仮想現実のVR(Virtual Reality)といった最新テクノロジーとコンテンツをつなげ、生活をより便利で豊かにするのはもちろんのこと、心が動くエモーショナルな体験をサービスとして提供していく考えだ。

さらに、それらのサービスを生かしてマーケティングまでを一貫して支援する。デジタルによるビッグデータの取得・活用と、リアルでのブランド体験を通じたサービスで、企業を支援していくとしている。

デジタル行動観察ツールの正式提供を開始

ビービットは、2017年1月より先行提供していたデジタル行動観察ツール「ユーザグラム(Usergram)」の正式提供を開始した ...

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