進むイベントのSNS化
コミュニティイベントの存在感が増している。イベントは共通の目的や興味関心を持つ人が集まるため、元々コミュニティイベントだとも言えるし、ファンクラブのような特定の興味に特化したものもあったが、顔の見える距離感や関係性で構成され、成果を出すコミュニティとしてのイベントが増えているように感じる。
ここ数年で全国に広がったハッカソンやアイデアソンの手法を取り入れ、実行に移していく地域活性化コミュニティのイベント、あるいはIT・Web系や広報・PR系開催が目立つ勉強会などもこれに当てはまる。こうしたイベントは開催規模が小さく、一回ごとの影響力は弱いが、定期的に頻度よく開催を続けることで、それ自体の求心力を高め、実行力を強くすることができる。
従来、費用対効果や影響力を高めるために開催規模を拡大し、コンテンツを充実させるなどしてメディアコンテンツとしての位置づけも強くできるイベントに注目が集まっていたが、こうしたイベントは知人を介して知ることが多く …
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