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宣伝担当者が知っておきたいクリエイティブの基本

場を活かしたOOHクリエイティブの事例

風景に溶け込むOOHは、その場を活かして生活者にメッセージを伝えるコンタクトポイントになる。クリエイティブが優れているOOHの成功事例を紹介します。

case 01 ブリティッシュ・エアウェイズ
「マジック・オブ・フライイング」 オグルヴィ・ワン

デジタルOOHとなれば、この2014年度カンヌ・グランプリ(ダイレクト部門受賞)の作品は、まだまだ私たちの目指すべきところでしょう。日常的な航空交通データを、BAのフライト目的地の幅広さや価格を訴求する、魅力的なリアルタイムの体験へ変えた作品です。

消費者の目にはとてもシンプルに見えますが、バックエンドのシステムは複雑です。「マジック・オブ・フライイング」は、子どもは飛行機や空を飛ぶことに興味津々であるというインサイトをベースにし、上空をBAのフライトが飛ぶ度に、かわいい子どもが立ち上がって、BAの飛行機を指すというインタラクティブ・デジタル屋外看板です。

#lookupというハッシュタグにより、デジタルOOHの体験をデジタルの世界へ誘導し、実際のマジックを目にすることができなかった数百万人の人たちへキャンペーンをプロモーションしました。(オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン アジャブ・サムライ氏)

case 02 ADOT.COM
「Homeless-Lights」 オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン

年金カット、住宅危機、失業率の上昇を受けて路上生活者人口が増加しているという社会問題への認知を広めるために展開されたイギリスのキャンペーンです。路上生活者の人口が毎年増えているにもかかわらず、彼ら、彼女らの存在が街頭で目に見えなくなっているというインサイトをもとにしています。実在する路上生活者をクリスマスの灯りで包み込み、美しいシーズンの喜びと厳しい現実を対比させています。

詩的に強く人々の胸を打つビジュアルは ...

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