2016年の売上げ、百貨店とスーパーで明暗分かれる
1月30日に、経済産業省から2016年の商業動態統計(速報)が発表された。
2016年の商業販売額は442兆2260億円(前年比3.9%減)。内訳は、卸売業が302兆3720億円(同5.4%減)、小売業が139兆8550億円(同0.6%減)に終わった。
小売業を業種別にみると、自動車小売業が前年同月比5.9%の増加、飲食料品小売業が同1.7%の増加、燃料小売業が同1.0%の増加、無店舗小売業が同0.8%の増加、医薬品・化粧品小売業が同0.2%の増加となった。
一方、各種商品小売業(百貨店など)が同3.0%の減少、織物・衣服・身の回り品小売業が同2.1%の減少、その他小売業が同1.1%の減少、機械器具小売業が同0.2%の減少。
我々のリテールプロモーションに大きく関わる百貨店は6兆5976億円(同3.3%減)、スーパーが12兆9971億円(同1.1%)とくっきり明暗が分かれた。
買い物の「楽しさ演出」が、重要テーマに
いずれにしても …
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