2017年度のテレビ営業収入 局による差異が大きくなる見込み
民放連研究所は1月31日、2017年度のテレビ・ラジオ営業収入見通しを発表した。地上テレビの2017年度営業収入は前年同期比0.4%増を予測。スポットは同1.2%増、タイムは0.7%減と予測した。BSは4.1%増とした一方、ラジオ営業収入は同0.2%減とほぼ横ばいになるとみている。
まず、今年度の営業収入は全体で0.4%増の2兆1760億円程度となると見込んだ。上下半期別では、全体で上期1.3%増、下期0.4%減と予測。東名阪と独立局が上期プラスから下期マイナスに転じ、ローカルは上下期とも若干のマイナスを見込んでいる。
営業収入の内訳では、スポットは全体で1.0%増を見込むが、東名阪1.8%増、ローカル0.6%減、独立局1.6%減と東名阪以外はマイナスとなる見込み。タイムは全体で0.5%減と2015年度(1.2%減)に続きマイナスを見込む。
ただ、リオ五輪の効果もありマイナス幅は …
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