2013年にアプリをリリースして以来、成長を続け、1700万ダウンロードを達成。国内最大級ニュースアプリの地位を確立した「グノシー」。マスにリーチできる規模に成長した「グノシー」には、まだ知られていない広告メディアとしての魅力が眠っている。
ターゲットはビジネスパーソン 通勤時間中のリーチ狙う
―日本マクドナルドは2016年9月と12月に、「朝マック」とスナックタイムのプロモーションを目的に「グノシー」を利用して広告を配信。クーポンの配信も行うことで店舗への誘導にも成功した。日本マクドナルドがスマートフォン、そして「グノシー」に注目した理由とは。
深谷:今回「朝マック」と「マックフライポテト」のプロモーションとして、「グノシー」を活用いただきました。クリエイティブによってはグノシーの平均的な広告の5倍程度のCTRの成果を得たこともあり、大きな手ごたえを感じています。日本マクドナルドさんと「グノシー」ユーザーは、親和性が高そうです。
加藤:私は「朝マック」のマーケティングを担当していて、今回のプロモーションでは、平日の朝食を自宅外で召し上がるビジネスパーソンを対象に企画しました。交通広告やラジオなど、朝の通勤時間帯にリーチできるメディアを探す中で通勤時間帯に電車の中でとる行動として割合が高いニュースアプリに着目。自分の行動を振り返っても通勤の時間帯に見ているのはスマートフォンであり、ニュースアプリ。そのニュースアプリの中では、時間帯指定をした広告配信ができる点とアクティブユーザーが多い点が、最終的に出稿先に「グノシー」を選んだ理由です。
深谷:時間帯を指定した広告配信は、「グノシー」の強みのひとつです。1日に最大で数百万人程度にリーチできる日本最大級のニュースアプリなので、時間帯を区切ってもリーチ数を担保できる点は多くのクライアントさんから評価をいただいています。
加藤:全国で約2900店舗を運営する日本マクドナルドのビジネス規模を考えると、スマートフォンであっても多くのリーチ数を確保できるかは重視したポイントでした。加えて「朝マック」は10時半までの時間限定メニューなので、広告がすぐにお客さまの行動喚起につながるかも、施策を考える際に重視したことでした。
深谷:「グノシー」には1日に4回、アクセスの山があるのですが、そのピークのひとつであるのが朝の通勤時間帯。「朝マック」との相性もよかったと思います。またユーザーの方たちは移動中、外出先でのスキマ時間に「グノシー」を見るケースが多く、行動まで喚起しやすいことが今回の成果につながったのではないかと考えています。
加藤:今回のキャンペーンでは試せなかったのですが「グノシー」では、成果を見ながらクリエイティブを変えることができると聞いたので、その機能も活用してみたいですね。
深谷:配信期間の途中で成果を見ながらクリエイティブを変えていただく、複数クリエイティブを配信してA/Bテストを行い、ユーザーに刺さるクリエイティブを極めていくといったことも可能です。
加藤:そのスピード感は当社にとても合っていると思います。日本マクドナルドでは、すべてのプロジェクトリーダーが1日単位で成果を見て翌日の施策に生かしているので。
深谷:高速でPDCAを回していただけるよう、レポートのフィードバックもスピード感を持って対応させていただいています。また「グノシー」の場合には、広告配信後、どのような興味・関心を持ったユーザーに特に刺さったかも検証できるので広告配信をしながら、マーケティングの仮説検証や他のメディアでも活用できるクリエイティブテストの場として役に立てていただくケースも増えています。
Gunosy社内で記事体広告もスマホでのブランディングも
深谷:今回は、販促を目的とした広告配信をしていただきましたがブランディング活動におけるスマートフォン活用の可能性はありますか。
加藤:スマートフォンがお客さまの生活にとって欠かせないメディアになっている今、ブランディングの場でも活用は進むと思います。日本マクドナルドには独自のアプリもあり、すでに多くのお客さまにご利用いただいていますが、現在まったくマクドナルドに接点がないお客さまにリーチできる手段の開拓は、これからのチャレンジだと考えています。
深谷:Gunosyには記事体広告専門の編集部があり、記事体広告の企画から取材、執筆、制作までを社内で担当しています。「グノシー」で広告配信だけでなく、第三者視点で制作した記事体広告を配信していただくような活用もあるのではないかと思います。例えば日本マクドナルドさんの商品の品質に対するこだわりなど、なかなか企業発信では伝わらない情報を記事体広告として配信することで、消費者の理解や共感につながるのではないか、と。
加藤:そうですね。日本マクドナルドは、パティは100%無添加ビーフ、ホットコーヒーは100%アラビカ豆使用など、それぞれの商品の品質に対して強いこだわりを持っています。この品質へのこだわりをお客さまにもっと知っていただきたいと考えていますが『ファーストフード』のイメージもあり、企業発信のみでは、共感につながりづらいと考えています。ですので、企業発信ではなかなか信頼性を担保できないような事実を第三者視点で発信するという方法は、もっと必要になってくるでしょうね。
深谷:販促からブランディングまで、多様な目的に合わせて活用いただける広告メニューのラインナップも「グノシー」の強み。これからも「グノシー」を使った新しいマーケティング施策を提案させていただきたいです。
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