巨大な折り紙で競走馬と騎手を作成
2016年11月21日から1週間、JRAは京王線新宿駅のイベントスペースでジャパンカップを記念した「折り紙サラブレッド」の展示を実施した。競走馬に騎手が乗っている姿で等身大に近い大きさがあった(写真1)。驚いたのはそれぞれが1枚の紙で折られているということだ。作者は折り紙アーティストの宮本眞理子氏。デジタルサイネージでは、メイキング映像をタイムラプス動画のように時間を凝縮して放映していた。足一本にしてもそれぞれの向きやふくらみを出すのに気を配る姿が見られた。実際の制作には18時間42分51秒かかったとのこと。見た人は驚き感動していたが、世界の競走馬が集まって行うレースを折り紙という日本由来の優れたアートでおもてなすといった意味もあるように思えた。外国人にはより …
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