手に取りたくなる可愛さを演出 商品とデジタルをつなげた仕掛け
キリンは2016年12月6日、同社のビールブランド「淡麗グリーンラベル」から、数量限定で「淡麗グリーンラベル あそべるデザイン缶」を発売した。発売に伴い、同日から「冬のあそべるデザイン缶」キャンペーンを開始、2017年2月6日まで実施している。
「冬のあそべるデザイン缶」キャンペーンは、缶に施されたノルディック調のデザインに隠されている二次元バーコードを読み込むことで、デジタルならではのコンテンツを楽しむことができるという仕掛け。
例えば、二次元バーコードを読み込む人数によって、ストーリーや結末が変化するオリジナル漫画「多視点マンガミドリ」や、最大4人までプレイでき、スマホを振ることで楽しむ『羽子板』ゲーム「GREEN HAGOITA」、4人で見ると映像がリンクするミュージックビデオ「GREEN BAND」などが用意されている。いずれもスマートフォンで楽しめるコンテンツとなっており、キャンペーンサイトからも二次元バーコードを読み込むことができる。
同時に対象商品の6缶パックや24缶ケースを購入すると、2000人に二次元バーコード入りの「あそべるセーター」が当たるキャンペーンも実施中だ。セーターにも二次元バーコードが4点隠されたノルディック柄のデザインが施されており、読み込む場所によって楽しめるコンテンツが分かれているという仕掛けがされている。
「今回のキャンペーンは20~30代の男女をターゲットにしています。年末年始の人が集まるタイミングに『あそべる缶』を発売することで、より多くのお客さまに楽しんでもらいたいという想いを込めました」とキリン CSV本部 デジタルマーケティング部の田代美帆氏と同部の野際陽介氏は話す。
現在、他商品でもさまざまなブランドが期間限定でデザイン缶を発売している。そんな中 …