デジタル空間における「宅急便」ブランドの存在感を高める
2014年に提供を開始したLINEの法人向けソリューション「LINEビジネスコネクト」をいち早く導入し、これを活用した新サービスをスタートさせたヤマト運輸。
時代を拓く45社のブランド構想
2016年4月に発売になった、サンスターの“スマートハブラシ”「G・U・M PLAY(ガムプレイ)」は、オーラルケアにIoTを組み込んだ新機軸の商品だ。モノづくり企業としての資産を活かしつつ、新しいブランド体験づくりを担ってきた、同社・マーケティング部の松富信治氏は、この事業の先に何を見据えているのか。
2016年4月18日に発売になった、サンスターの"スマートハブラシ"「G・U・M PLAY(ガムプレイ)」は、当初計画の1.5倍の売上を記録するなど、好調さを維持している。ハブラシのハンドル部分に小型アタッチメントを取り付けるだけで、歯みがき動作がスマートフォンに伝送され、専用のアプリと連動させることで新しい歯みがき体験を提供してくれるという、ガムプレイ。ユーザーは自分が歯みがきにかけた時間や、みがき具合などをデータ化した形で確認することができるほか、モンスターと戦うゲームになる機能もついているので、子どもの歯磨き習慣の定着化も期待できる。
ガムプレイのプロジェクトを進めてきたのは、サンスターでオーラルケアブランドのマーケティングを担当する松富信治氏だ。コモディティ化が進む市場環境の中で、どうすれば「G・U・M(ガム)」ブランドならではの価値が伝えられるか、模索する中でデジタル基点のコミュニケーションのアイデアに行き着いた。松富氏がデジタル活用の新しいブランド体験づくりを目指そうとした矢先 ...