広告マーケティングの専門メディア

           

EDITOR'S PICK キャンペーン

サイトに突如現れた「ヤバイのが来た」のフレーズの真意とは

日本ケンタッキー・フライド・チキン「CHIZZA」キャンペーン

海外から日本初上陸の「CHIZZA」。鶏肉の上にピザの具材が載っている。

海外から日本に上陸!話題化を狙った緻密戦略

11月1日の午前11時1分にティザーサイトで全貌が公開され、目撃情報もそろった。

日本KFCホールディングスグループの日本ケンタッキー・フライド・チキン(以下日本KFC)は、新商品「CHIZZA(チッザ)」を11月2日から全国のケンタッキー・フライド・チキン(以下KFC)店舗にて数量限定で発売している。

「CHIZZA(チッザ)」とは、国内産チキン一枚肉の上に、トマトケチャップ、オニオン、コーン、サラミ、チーズ&チーズソースといったピザトッピングを乗せた、チキン(CHICKEN)とピザ(PIZZA)を掛け合わせた独自のメニュー。「CHIZZA(チッザ)」という商品名の由来も、この掛け合わせから来ている。

実は「CHIZZA」は2015年夏にフィリピンのKFCが発売した商品だ。発売当初からWebニュースやSNSで取り上げられ、世界中で話題を呼び、その後、インド、タイ、韓国、台湾といったアジア圏で発売。各国で人気を集めたメニューが今回日本に初上陸するにあたり、独自のティザーサイトを10月20日に立ち上げ、今回のキャンペーンが実施されることとなった。今回のキャンペーンについて、日本KFCマーケティング部の鈴木真美子氏は次のように話す。

「2015年から海外のKFCにて販売していた『CHIZZA』のコンセプトが、鶏肉の上にピザのトッピングを乗せるというこれまでにない衝撃的なもので、もし本商品を、日本で販売した場合、日頃ケンタッキーに来店しない方にも興味を持ってもらうことや、実際に店舗まで足を運んでもらうことができるのではないかと考え、ティザーサイトの立ち上げ実施に至りました。また、今回の実施にあたり、日本独自の『CHIZZA』を開発すべく、大きさやトッピングの質にこだわりました。特に大きさについては、日本の技術を活かし、海外にはない大きさを実現することができました」と話す。

商品を見せないティザーサイト 発売日までのワクワク感を演出

ティザーサイトでは …

あと61%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

EDITOR'S PICK キャンペーンの記事一覧

EDITOR'S PICK キャンペーンの記事一覧をみる

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する