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R30のホープたち

大幸薬品マーケターが語る、定番商品「クレベリン」の新たな挑戦

大幸薬品

次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのか。今回は、大幸薬品 マーケティング部で活躍する根岸 豊さんに話を聞いた。

大幸薬品 マーケティング部 
根岸豊さん(ねぎし・ゆたか)29歳

群馬県出身。大学では薬学を専攻し、研究室時代はガンに関する研究に従事。2013年に大幸薬品に入社。2年間の営業を経て、マーケティング部に配属。「クレベリン」ブランドを担当。趣味は音楽を聴くこと、読書、バスケ、スノーボード。

業界初「おしゃれな除菌剤」を開発

風邪のシーズン、ドラッグストアの棚にはウイルス除去や除菌効果を謳うさまざまな商品が並ぶ。大幸薬品のクレベリンは、とくに子どもを持つ30代から40代の女性から支持されている、ウイルス除菌効果市場のトップブランドだ。

そのクレベリンが、「アートなトイ」として、世界中に熱狂的なコレクターを持つメディコム・トイ社の「ベアブリック」とのコラボ商品を発売した。そのコンセプトは、『置きたくなるおしゃれなデザイン』。

衛生管理製品の多くは機能的なデザインのものがほとんどだが、コラボ商品はベアブリックの中にスティック状のクレベリンを装着する置き型タイプで、パッと見ではウイルス・菌の除去の衛生管理製品とはわからない。そのビジュアルのかわいらしさから、瞬く間にInstagramやTwitterで話題となり、10月3日の発売から数週間で品切れになる店舗が出るなど良い反響が出ているという。

このコラボ商品を担当した一人が、大幸薬品に入社して3年目の根岸豊さん。2年間の営業経験を経て、今年4月にマーケティング部に配属となった。

「どうしたら風邪のシーズンだけでなく、クレベリンを年中家に置いてもらえるか考えていた時 …

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