2017年のマーケティングトレンドとして編集部が注目する4つのテーマについて、それぞれの分野をけん引する企業・人が解説します。
「Snapchatライク」なSNSプラットフォームが主流に
Instagramの次はSnapchatだと騒がれていた2016年ですが、Snapchatとほぼ同サービスであるStoriesというサービスをInstagramが8月に開始したことにより、日本のSNS市場は大きく状況が変わりました。USではミレニアル世代の大半がSnapchatを使用しているため、Instagramは巻き返しとしてサービスリリースしました。しかし日本ではSnapchatがほぼ浸透していなかったため、Instagramユーザーは、他のプラットフォームに移動せず、残留するだけの結果となったのです。
Snapchatはもちろん、Instagram StoriesやSNOWなどの「Snapchatライク」なSNSの特徴は、大きく3点あります。1点目は縦型のフォーマット。Instagramといえば、正方形がスタンダードなフォーマットであったため、正方形で撮影をするユーザーが多かったものの、現在では、縦型で写真撮影することも増えています。
2点目は投稿したコンテンツが1日で消えるということです。1日で消えるSNSであることから、ユーザー自身もチープなコンテンツを気軽に投稿し、楽しんでいます。それは …
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