消費者の「理解」を得るのが難しい今の時代、御社の商品・サービスのコミュニケーションは、エンタメやバズに逃げていませんか?ここでは、消費者に「理解」してもらうことを諦めないコミュニケーションを実践している企業の実例を紹介します。
ターゲットの理解度
各事例には、「ターゲットの理解度」を表す図を添えています。商品・サービスを「理解」するためには、「興味」と「知識」を持ってもらう必要があるとの観点から、各事例の商品・サービスの一般的な理解度がどこにあるのかを図示しました。ご自身の担当する商品・サービスがどれに近いか、照らし合わせてみてください。
パナソニック冷蔵庫「微凍結パーシャル」
技術に自信!でも機能訴求だけでは響かない
コモディティ化が進む中でも、メーカーは価値あるものをつくり続けるべきだし、コミュニケーションも、機能で差別化できないからと商品を知ってもらうことを諦めてはいけない――そう話すのは、パナソニックアプライアンス社コミュニケーション部の高須泰行氏だ。
同社では、2015年秋にスタートしたキャンペーン「ふだんプレミアム」を通じて、冷蔵庫・洗濯機・エアコンの商品訴求を強化している。「この商品があると、こんな暮らしが実現できる」という情緒的価値を打ち出し ...
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