次なる照準は「汎用型人工知能」 最先端の研究はマーケティングをどう進化させる?
人工知能の歴史は1956年から始まり、長い間研究が続けられ改良が進んできた。
人工知能、広告界と予測。
「クロレッツミントタブ」の初ブランドリニューアルを皮切りに、立て続けに人工知能を活用したキャンペーンを行っている、モンデリーズ・ジャパン。同ブランドのブランドマネージャー加藤麻里子氏に、その狙いと手応えを聞いた。
キャンペーン第1弾。クリエイターと人工知能のCM制作対決が行われた。
「クロレッツミントタブ」は、錠菓市場の右肩成長を牽引してきたブランド。今年はさらに認知を広め、市場拡大を目指して、発売後初めてのリニューアルを4月に実施した。ブランドのコンセプトである「速攻お口スッキリ10分長続き」をより強化すべく、製品の改善と、パッケージを一新。さらにミントタブリニューアルを含む2つのキャンペーンで人工知能を活用した。
加藤さんは人工知能に着目した理由を次のように語る。「クロレッツは、スッキリというキーワードと同時に、イノベーションというワードを重視しています。常に革新的なブランドでありたいと考えており、イノベーションをどう表現できるか、具体的な実行にどう落とし込めるかは、広告制作でもプロモーション企画でも重要なポイントです。また、どんどん新しいチャレンジをする、既存の概念にとらわれず …