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消費者インサイトを深堀りすれば、売れ続けるための仕組みのヒントが見つかる

インテグレート

市場が飽和し、モノが売れないと言われる時代にも瞬間的なヒットではなく“売れ続ける”商品がある。その仕組みづくりに必要なのは「カスタマーセントリック(顧客中心主義)」な思考。インテグレート代表取締役CEO藤田康人氏が自身の新著『カスタマーセントリック(顧客中心主義)思考』の発売を記念し、セミナーで解説した。

当日はマーケティング担当者を中心に多くの参加者が集まり、熱心に耳を傾ける様子が見られた。

カスタマーセントリック思考で人を動かすマーケティングの実践へ

7月7日、IMC(統合型マーケティング)プランニングブティックのインテグレートは、代表取締役CEO藤田康人氏の新著『カスタマーセントリック(顧客中心主義)思考』の発売を記念し、セミナーを実施。モノが売れないこの時代のマーケターに必要な視点と役割について解説するとともに、カルビー、ライオンを交えたパネルディスカッションでは、各社の成功事例をもとに、参考となる具体的なマーケティング手法を紹介した。

第一部は、インテグレート代表取締役CEO藤田康人氏による基調講演、「真のカスタマーセントリックなマーケティングとは?」。モノが売れない現代において、マーケターに必要とされる役割は、イノベーションによる需要創造であり、求められるのが「カスタマーセントリック」な思考だと語った。

さらに第二部では同社、執行役員三宅隆之氏が「消費者の認識を転換し、購買へと導くマーケティング・ストーリーのつくり方」について解説。

第三部では、カルビーマーケティング本部フルグラ部 企画部 部長の網干弓子氏、ライオンヘルス&ホームケア事業本部 リビングケア事業部の中山幸子氏、インテグレート藤田康人氏によるパネルディスカッションが行われた。カルビーの網干氏は「フルグラ」を、ライオンの中山氏は「まめピカ」を例に、それぞれのブランドの成長の背景や具体的な取り組みについて紹介し、話を進めた。両者に共通していたのは、消費者インサイトを軸にアプローチをしていた点。仮説と検証を地道に繰り返し、商品の本質的な価値と課題を見極め、消費者に発信すべき情報を精査する。また一方で、社内の他部署をはじめ、メディア・専門家・流通のインサイトにも着目し、統合的なマーケティングプランを設計したことが、消費者の購買行動へと結び付いていた。藤田氏も、自身のこれまでの経験をもとに、消費者インサイトの発見の難しさとその大切さを語ると同時に、網干氏、中山氏の話を受け、「カスタマーセントリック」という考え方の正当性を再確認できたと話した。また、今この時代に本当に人を動かすためには、ステークホルダーの多様なインサイトを認識し、PR・広告・販促それぞれの価値の違いを理解し、タッチポイントに応じた表現や対応で、統合的にアプローチしていくことが重要であると語った。

左から、本セミナーに登壇した、インテグレート藤田康人氏、三宅隆之氏、ライオンの中山幸子氏、カルビーの網干弓子氏。

    お問い合わせ

    株式会社インテグレート 
    〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷1-20-1パークアベニュー
    http://www.itgr.co.jp
    TEL:03-5771-5514
    E-mail:itg_info@itgr.co.jp

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