ブランドマネージャー一斉アンケート―味の素ゼネラルフーヅ・赤城乳業・伊藤園
商品開発からコミュニケーション戦略まで幅広く手掛けるブランドマネージャー。今号では、新規ブランドからロングセラーブランドまで、有力企業43社のブランド担当者にアンケートを実施した。彼らが現在注目しているメディアや消費トレンドを知ることで今後のブランド戦略のあり方を探る。
ブランドマネージャー40名に聞く 課題を打ち破ったアイデア&戦術
ブランドを取り巻く世界観を大切にデジタルも積極的に活用
「いち髪」ブランドは、古来、美髪のため使われてきた日本の植物=和草を商品に配合するほか、ブランドロゴにも日本語を採用。「日本女性に向けたブランド」という世界観を表現しています。商品も、傷んだ髪の補修だけでなく、傷みを「予防」する意味の「予防美髪」を謳い、「いち髪」しかできないことにこだわり続けています。
広告費の伸長著しいWebやSNS、そしてPRなどにも注目しています。 また、いち髪でも、この秋、デジタルを生かした施策を積極的に多数展開していきます。
今年ブランド10周年を迎えた「いち髪」。「予防美髪」をベースに、コミュニケーションを展開している。
シャンプー、コンディショナーの市場は、競合がひしめき、競争の激しい市場です。この厳しい現状の中でも、当社の基幹ブランドとして継続的な成長をしていくことが課題と考えています。
クラシエホームプロダクツ マーケティング室 ヘアケアマーケティング部 2001年入社。プロフェッショナル事業部でマーケティング・商品開発を11年経験後、2012年マーケティング室に配属。現職。
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商品開発に徹底的にこだわり他にない機能性を訴求
本物を追求した商品として、素材や履き心地に徹底的にこだわり、他のブランドにはない機能性を合わせ持ったソックスブランド。
雑誌などの優れもの特集での認知 …