一度に3万食もの芋煮を調理し、来場者にふるまう、山形県で行われる「日本一の芋煮会フェスティバル」。山形県内で生産された食材を使用して、つくられる芋煮は、山形の一次産品の重要なPRの場にもなっている。
知名度は全国区 山形PRの基点に
大鍋で、約3万食もの芋煮が一度に調理される。イベントで提供される味を再現した「特製芋煮セット」は商品化され、全国にも発送されている。
1989年にスタートし、今年で28回目を数えるまで継続してきた山形県、馬見ヶ崎川で開催される「日本一の芋煮会フェスティバル」。いまや全国的な知名度を誇るイベントに成長している。この企画は、山形商工会議所青年部のメンバーたちが「山形を代表するイベントをできないか」という思いで、古くから山形にあった芋煮(芋煮会)の風習に着目。食のイベントとしてスタートさせたものだ。“日本一の”と謳う、同イベント ...
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