パッケージとオリンピックと市松模様
市松模様は古墳の埴輪の服装や法隆寺にある正倉院の染織品などにも見られるほど古くから存在し、江戸時代に広まった。したがってパッケージデザインとの関わりが古く、ここで紹介するまでもなく、すでに数多くの市松模様を取り入れたパッケージが存在している。
かりんとうや金平糖など、古くからある和菓子には市松模様が似合う。資生堂「MG5」や、えびせんべい「ゆかり」の箱、抹茶を使ったアイス、お茶のパッケージなど、多くのパッケージに市松模様が使われている。
したがって、今さら、市松模様をパッケージに使うということ自体にはあまり新規性は感じられないかもしれない。
パッケージの特徴は“使うこと”にある …
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