主要企業の宣伝部門のプロフィールを大解剖
時代の変化に合わせて、宣伝部門が関わる領域は広がり続けている。こうした中、組織の規模感や就業スタイル、人的リソースの配分はどうすべきか。まずは宣伝部門のプロフィールをまとめた。
宣伝部門の組織と実態2016
宣伝関連部門の今年の注力領域や、組織づくりに関する考え方を聞いたアンケートへの回答を一覧で紹介する。回答項目は、
(A)2016年に注力したい施策・領域(最大3つまで)、
(B)マーケティング・コミュニケーションに関する現状の課題や今後の展望、
(C)広告宣伝費の増減見込み、
(D)特に注目している媒体(最大3つまで)、
(E)管轄業務と担当人数配分、
(F)部員数と平均所属年数、
(G)宣伝部門に求められている機能・役割。
ビジネスの成長と収益性の確保に向け、見込み客の発掘とコスト効率化につながるメディアの効率的なバイイングは重要です。また今後は自社ECから得られる顧客データの活用や、外部データとの連携を通じて売上拡大やコスト効率化を図っていきたいと思います。
激変するコンタクトポイントのタイムリーな情報収集と効率的・効果的な活用の実践。ブランドを横断したコミュニケーション機会の創出。
資生堂ジャパン コミュニケーション統括部 部長 小出 誠(こいで・まこと)1984年資生堂入社。1987年宣伝部、1994年企画部、その後ヘアサロン・エステサロン向け事業などを経て2014年4月より現職。趣味は雑誌乱読。 |
プレスリリースやSNSを活用した広報活動も、海外に向けた配信が多くなってきており、グローバルでの広報活動を活発化させていきたいと考えています。
デジタルマーケティング、コンテンツマーケティングの重要性が高まっている。バイイング、クリエイティブの区別もなくなってきている。企画性の高さ、幅広な実行力が求められている。
昭文社 グローバル事業部 マーケティング マネージャー Webマーケティングから経営企画室を経て広報宣伝。現在は訪日インバウンドメディア「DiGJAPAN!(ディグジャパン)」で海外向けコンテンツマーケティングを担当。 |
Webを含む自社店舗への来店のきっかけとなるモチベーションの範囲、換言すると自社がカバーするショッピングミッションの範囲をできるだけ広げ ...