2009年のミス・ユニバース日本代表に選ばれ、その後モデルとして数多くの雑誌やテレビ、広告に出演されている絵美里さん。明るく前向きな彼女の素顔とは。

絵美里(えみり)
1984年東京都生まれ。2009年にミス・ユニバース・日本代表に選出。その後は数々のファッション誌やテレビ、広告などに出演。2010年には連続ドラマで女優デビューも果たす。日本で今、ファッション誌に数多く登場しているモデルの一人である。
足立:絵美里さんが世間に知られるようになったのは、2009年のミス・ユニバース・ジャパンでしたね。
絵美里:そうですね。女同士の激しい争いもあり(笑)、とても良い経験をさせてもらいました。
足立:ミス・ユニバースの日本代表になったことは、その後の人生にどんな影響を与えましたか。
絵美里:やはり人生のターニングポイントにもなったと思います。もともと中学、高校、大学と、バスケットボールでキャプテンをやっていたこともあり、目標に向かって努力していくのは好きでしたが、自分が負けず嫌いなんだと強烈に気づかされるきっかけでもありました。
足立:というと?
絵美里:今のお仕事もそうですが、常に自分で仕事を取っていかないといけないですし、そうした気概みたいなものは、ミス・ユニバースでの経験で培われたものだと思います。
足立:大学を卒業されて、就職はされなかったんですよね。
絵美里:はい。大学在学中に米国・カリフォルニアに1年間留学していたんです。そこで出会ったホストマザーから影響を受けたこともあり、自分にしかできない仕事をしたいと思うようになりました。それで、卒業と同時に就職活動をせず、モデルに挑戦しようと決めたんです。私の場合、モデルになるタイミングが年齢的に遅かったので、いち早く業界で活躍するために何かしらの実績があったほうが良いと思ったことが、ミス・ユニバースに応募したきっかけでした。
足立:そうだったんですね。最近はモデルを中心に活動されていますね。
絵美里:このお仕事を始める時に、モデルとしてどこまで頑張れるかという目標を自分の中で立てていました。それを考えると、今は少しだけ手ごたえを感じ始めています。もちろんまだまだ半人前なのですが。
足立:今後はモデル以外のお仕事にも挑戦していくんですか。
絵美里:雑誌のお仕事は実力主義なところがあり、一回のお仕事が本当に真剣勝負なんです。それが面白くてこれまでモデルのお仕事ばかりをやってきましたが ...