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米国の10代がハマるアプリとは?米国広告マーケティング事情

タイのパタヤで、3月16~19日の日程で開催された、アジア最大の広告祭「アドフェスト2016」。今年は全18部門に、計3112作品のエントリーが集まった。ここでは、イノーバ、モバイル、プロモ、エフェクティブ、ロータス・ルーツの5部門の最高賞を通じて、アジアのトップクリエイティブを概観する。

イノーバ部門 グランデ
地球の未来は、あなたの手(に握られたビール)にかかっている!

DB Export「Brewtroleum」

市場に大きなインパクトを与える、世界に通用するコンセプトや、マーケティングの領域を押し広げていくようなアイデアやテクノロジー、デザイン、アプリ、クリエイティブなどに贈られるイノーバ・ロータス。今年は49点のエントリーのうち、グランデ1点、グランデ・フォー・ヒューマニティ1点、ほか3点の計5作品が受賞を果たした。

最高賞に輝いたのは、ニュージーランドのビールブランド「DB Export」が製造するバイオ燃料「DB ExportBrewtroleum」。同社は、ビール製造時に生まれる副産物からつくったバイオ燃料を、石油製品の精製・販売を手がけるGull社のガソリンスタンドで販売している。DB Exportが副産物を蒸留してエタノールをつくり出し、これをGull社でさらに高純度なエタノールへと加工。最終的に、エタノール10対ガソリン90の比率でブレンドすることで、98オクタン価(値が高いほど、効率的に燃焼する)のバイオエタノール燃料が出来上がる。

Brewtroleumを使えば、従来のガソリンに比べ二酸化炭素排出量を8%削減でき、輸入燃料への依存度も低減することができる。Brewtroleumを紹介する動画では、「未来は、あなたの手の中に。DB Exportを飲んで、世界を救おう」と謳う。この新しいビジネスは、プロモ部門ではゴールドを受賞した。

担当広告会社は、Colenso BBDO。同作を含め、受賞点数が多かったエージェンシーネットワークに贈られる「ネットワーク・オブ・ザ・イヤー」はBBDOが受賞した。その他、インディペンデントエージェンシー・オブ・ザ・イヤーはRumble Creative and Media、プロダクションカンパニー・オブ・ザ・イヤーはILLUSIONとTHE BUTCHERYが受賞したほか、電通がエージェンシー・オブ・ザイヤー、ダイレクト&プロモエージェンシー・オブ・ザ・イヤー、インタラクティブエージェンシー・オブ・ザ・イヤーの3冠だった。

モバイル部門 グランデ
デジタル時代の「うちの犬、知りませんか?」

Pedigree「Pedigree Found」

Google adのネットワークを使って、迷い犬の情報をいち早く近隣に拡散させることができるアプリ。ユーザーはアプリをダウンロードし …

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