牛乳を取り入れたライフスタイルを寺田心さんが提案するCM
ホクレンは1月22日から、テレビCM「冬のご自愛ミルク『しちゃいません?』」篇の放映を開始した。北海道の酪農家約4400戸の拠出金からなる、北海道産の牛乳・乳製品の需要拡大運動「ミルクランド北海道」の一環として実施する冬期プロモーションで、牛乳・乳製品の需要が低下する冬~春先の期間に「ご自愛ミルク」をテーマに展開する。
EDITOR'S PICK キャンペーン
広告クリエイティブには、「渋谷(道頓堀、栄、天神)のみんなを驚かせよう」というコピーを付加し、地域性を演出。
アサヒビールは、新たなビールブランド「アサヒ ザ・ドリーム」を3月23日に発売。それに合わせて実施された広告プロモーションに注目が集まった。
プロモーションは、新商品の認知向上・購入喚起を目的に行われた。発売1週間前の3月16、17日の二日間にかけて渋谷マルイの壁面に広告キャラクターを務めるラグビープレーヤー・五郎丸歩選手のダイナミックなキックシーンを使用した巨大屋外広告を掲出。
その後、18日以降に広告の内容が、中で描かれていたラグビーボールの画像が消えたものに変わり、同時にマルイから約200メートル離れた渋谷パルコ前では地面に突き刺さった全長3メートルを超える巨大ラグビーボールと「アサヒ ザ・ドリーム」の巨大缶体を展示した。これにより、『五郎丸選手が蹴ったラグビーボールが広告を飛び出してパルコ前に落ちた!』という設定で、ボールの行方に注目を集める仕掛けとなった。
企画を担当した同社マーケティング本部の花田真志は、「当社では、新規メディア開発やメディアの技術革新を捉えることで、驚きがあり、お客さまに共感される広告展開に取り組むと共に、一律ではなく、『時間』『場所』『季節』などを捉え、お客さまの気持ちに合致する広告展開(クリエイティブ×メディア)を推進しています。今年はそうした取り組みを一層強化しており、今回、大型ビール新商品『アサヒ ザ・ドリーム』発売タイミングでもこうした企画を実施することになりました」と説明する。
テレビ CM「ティザーキック」篇
企画実施にあたり一番難航したのが「場所探し」。アイデアは早い段階から生まれたものの、実施に適した場所がなかなか見つからず、東京では渋谷に行き着くまで、数十カ所に当たったという。巨大ラグビーボールと巨大缶体の設置場所から、必ず蹴り元の五郎丸選手が視認できる場所に配置することにこだわり、渋谷のパルコ前から、五郎丸選手の蹴っている場所(マルイ大幕広告)が、視認できるよう数多くロケハンを実施し …