広告マーケティングの専門メディア

広告業界トピックス

FacebookやGoogleなども参入、MWC’16から見たVR市場の展望

志村一隆

VRに力を入れるFacebook

先日、バルセロナで開催されたMWC(Mobile World Congress)というモバイル業界のイベントに行ってきた。通信キャリアやインフラ事業者がメインの展示会であったが、最近はアプリやFacebookといった、いわゆるIT企業もたくさん出展する。今年の話題は2020年に導入予定の5Gなどであったが、私がCESで注目したVRもかなりの話題になっていた。

というのも、MWC前日サムスンのプレスイベントで、入場者全員にサムスンのVR視聴機器「GEAR VR」を配り、何百人が一斉にVR動画を楽しんだ。さらにその後、ザッカーバーグCEOが登場し、VRの未来について熱く語っていたからだ。

ご承知のとおり、同社はOculusというVR企業を買収している。Facebookは動画に力をいれているが、その一部はVRになっていくだろう。ザッカーバーグCEOによれば、現在Facebook上で毎日100万回以上VR動画が再生されているという。

そんなVRを軸に、今回のMWCを覗いてみると、大企業からベンチャー企業まで裾野が大きく広がっている。取材した中からいくつか紹介したい。

VRゲームのポイントはソーシャル性

The Campfire Union社のCIO、Lesley Klassen氏

まず、VRゲーム制作会社であるカナダのCampfire Union社。同社が手掛けるゲームはソーシャル機能があることが、特徴である。つまり、VR視聴機器をつけてゲームをすると、そこにオンライン上で対戦する相手の姿が映ったり、結果を世界中のプレイヤーと競ったりできる。同社のCEOは、これからVRゲームが流行るポイントのひとつに「ソーシャル」を挙げていた。

Homido社の簡易型VRメガネ

次に、VRの視聴機器を開発するフランスのベンチャー企業のHomido社。彼らは69ドルで …

あと46%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

広告業界トピックス の記事一覧

3月注目のニュースは?広告界ニュースダイジェスト
FacebookやGoogleなども参入、MWC’16から見たVR市場の展望(この記事です)
ビジネスイベントのトレンドに攻めのサステナビリティが立候補
プロモーションへの期待は失せてしまったのか?
特殊印刷技術をカギにしたOOHプロモーションとは
3月の新聞関連ニュースダイジェスト
テレビ視聴減少、ネット利用拡大。NHK国民生活時間調査2015から
2月の注目ニュースは?広告界トピックス
ディズニーの動画配信サイト「Disney Life」の可能性
ユニバーサルイベントの成功がユニバーサルな社会づくりに貢献する
“実販売店”の販売促進のカギは営業員支援プロモーション
ゲームの世界観をリアルに置き換えた体験型プロモーション
新聞ニュースダイジェスト―18歳選挙権を機に新聞各社がPRに注力ほか
「テレビ微増、ラジオ微減」2016年度営業収入見通し
放送とは違う発展をするインターネット動画 「CES 2016」現地レポート
進むカレンダー化とニッチ化 イベントによるコト消費のかたち
プロモーショナル・マーケター認証資格試験 近年の受験者傾向について考える

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する