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REPORT

西友×テンピュール×吉野家「固定化されたブランドイメージからの脱却は顧客層を拡大するのか」

JAPAN CMO CLUB

2014年11月に設立の「JAPAN CMO CLUB」は、これまでに約50の企業が参加している。企業と消費者の関係が大きく変わる時代、業種・業態の垣根を超えて、マーケターが集まり共通する課題を持ち寄り議論することで、これからのマーケティングのあり方が見えてくる。本コーナーでは研究会の様子をレポートする。

写真左からJAPAN CMO CLUBの加藤尊希氏(セールスフォース・ドットコム、マーケティングディレクター)、TEMPUR SEALY Japan Ltd. マーケティング&デジタル本部 本部長 尾澤恭子氏、西友 マーケティング本部担当 執行役員 シニア・バイスプレジデント 富永朋信氏、𠮷野家 企画本部宣伝企画・広報部長 田中安人氏。

もし、「〇〇」がなかったら?逆転発想のブランド戦略

JAPAN CMO CLUBの2016年の活動は、1月21日に実施した11回目となるCMO CLUB研究会からスタートした。

今回の参加企業は西友、テンピュール、𠮷野家の3社。100年以上の歴史を誇り、看板商品「牛丼」に熱狂的な支持を受け続けている𠮷野家、ウォルマート傘下となりEvery Day Low Priceへの変革を遂げた西友、世界中で高品質なマットレスやピローを提供し、支持を集めるテンピュール。いずれも確立したブランドイメージを持ち、業界を牽引する立場にある3ブランドだ。

ブランドが提供できる価値の根幹は変わらずとも …

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