民放連の研究所は1月29日、2016年度のテレビ・ラジオ営業収入見通しを発表した。「見通し」は例年どおり、回帰モデルによる推計とテレビ・ラジオ各社へのアンケート調査を基に予測している。前提となる2016年度の日本経済は実質GDPで1.2%、名目GDPで1.7%の成長率となると設定。日本経済研究センターの短期予測を基にした。
テレビ見通し
【2015年度見込み】
営業収入は全体で0.2%増の2兆1570億円程度となると見込んだ。東名阪0.3%増、ローカル・ネットワーク系列局0.3%減、独立局±0%とした。上下半期別では、上期0.5%減から下期0.7%増と回復基調を予測した。東名阪15局が下期にプラスに転じる一方、ローカルは上下期ともほぼ同程度のマイナスが続くことを見込んだ。
営業収入の内訳では、スポットは …
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