「あしたの一面展」、新聞協会が開催
新聞社は世の中を幸せにすることができる─。大阪市のグランフロント大阪で11月13日から4日間、新聞協会が「あしたの一面展─新聞をつくるチカラで、世の中のこれからをつくってゆく。」を開催した。普段、新聞と接する機会がない人に向けて、新聞の価値を伝えることを目的に、新聞社だからこそできた世の中を幸せにした事例を5つのブースで紹介。全国の新聞を読めるカフェコーナーを併設し、4日間で約2500人が訪れた。
コウノトリ支局で福井が住民と活動
地域との協働に焦点を当てたブース「みんなが誇れるふるさとを」では、福井新聞社が取り組む「みらい・つなぐ・ふくい」プロジェクトを紹介した。福井は2009年、里山の古民家に「コウノトリ支局」を開設。コウノトリをシンボルに、自然豊かな福井を残す活動として、支局に住み込む記者が無農薬のコメづくりを実践した体験を報道するだけでなく、人々の交流や子供向けの自然体験イベント、広告企画を全社で展開する。ブースでは、地元住民とともに活動に奮闘した記者の物語をクイズ形式で体験できる仕掛けをつくり、来場者を楽しませた。
福井は、新聞社が積み上げてきたノウハウや人脈を一つのテーマに集中投下すれば …
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