日本リテンション・マーケティング協会、
2016年1月始動
既存顧客との関係性維持や育成を指す「リテンション」に重きを置いた、マーケティング手法の共有や人材育成を行う業界団体「日本リテンション・マーケティング協会」が2016年1月に活動開始する。事業会社のほか広告会社、印刷会社などから会員を募り、取り組み事例の共有や講演会、調査などを定期的に実施する。
理事長には、化粧品通販のJIMOS創業者でJスタイル社長の小村富士夫氏が就任。会員数は11月現在、事業会社からなる正会員が20社、広告会社や印刷会社、制作会社などの賛助会員が20社程度。正会員には千趣会の大手通販会社、セゾン自動車火災保険などのダイレクト損保、英会話スクールのベルリッツ・ジャパンなどが名を連ねる。正会員をメインに会員を増やし、合わせて100社程度まで拡大したい考え。事務局は東京都港区に置く。
リテンションは、マス広告に代表される「アクイジション」(新規顧客獲得)に対する概念として語られることが多く、具体的には見込み客の顧客化やリピート購入 …
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