日本唯一の「論文集」
日本プロモーショナル・マーケティング学会は、2014年度の研究助成対象研究の中から、査読論文3、調査レポート1、学術研究論文要約7、実務研究論文要約1、研究レポート要約3を収録した論文集「プロモーショナル・マーケティング研究(第8巻)」を発刊した。
我が国では、プロモーションに特化した「論文集」の継続発刊は他にない。当然、査読付きの学術論集も当誌のみ。もちろん、プロモーションに特化した「学会」も他にはなく、当学会が唯一の存在だと言える。
最近は、マーケティング費用の支出ウエイトがプロモーション領域に大きくシフトしているが、プロモーション活動に関する理論的・実証的な研究は欧米に比べると大きく遅れている。そのため、プロモーション研究の環境は整っておらず、容易ではない中での、文字通りの労作である。
この論集(第8巻)では、査読付き学術研究論文として、ショールーマーの情報探索と購買行動、また、リアル店舗内でのショールーミング志向からリアル店舗購買にチャネルスイッチした消費者の情報探索と購買行動の解明に向けた実証分析を行なった「多様的なショールーマーの情報探索と購買行動に関する考察」吉井健(中央大学大学院戦略経営研究科博士後期課程)も掲載している。
また、ソーシャルメディア上でポジティブな …
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