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「ネイティブアド」で陥りやすい勘違いと、その本質

小川 浩(リボルバー)

コンテンツマーケティングに対する関心の高まりの中で、話題になるのがネイティブアドだが、その認識についてのズレを筆者は指摘する。企業が真にネイティブアドを活用するために必要な要素とは何か、解説してもらう。

コンテンツマーケティング全盛へ

ソーシャルメディアとモバイル時代のインターネット広告の主役はオウンドメディアとネイティブアドだ。消費者と広告主をつなぐインターネットに大きな環境変化が起きており、これまでのようにSEOやアドネットワークに依存することが非常に難しい時代になってきているのだ。

主な環境変化として挙げられるのは、
(1)「PCからスマホを中心としたモバイルインターネットへのプラットフォームの変化」、
(2)「検索による能動的取得から、ソーシャル経由の受動的取得へと情報取得体験の変化」、
(3)「アドブロック(広告ブロック)時代の到来」だ。

中でも(3)については、AppleがiOS9でアドブロック機能を導入したことにより、いよいよ本格的に全消費者が積極的に広告を排除する時代がきそうだ。アドブロックを調査するページフェアとアドビの「The 2015 Ad Blocking Report」によると、2015年6月の「アドブロック」アプリのユーザーは全世界で2億人近く、しかも前年比40%で伸びているという。世界のネットユーザー数は推定30億人、そのうちの数%が広告をこのアドブロックアプリで遮断しているとすれば、2015年では220億ドル相当の広告が無効化されていることになる。このアドブロックアプリの日本人の利用率は、現状わずか2%だが、これがiOS9によって急速に拡大すれば、ネット広告市場は大きな打撃を受けることは間違いない。

そこで、急速に注目を集めているのが …

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