広告マーケティングの専門メディア

           

EDITOR'S PICK キャンペーン

新聞配達員の軌跡をGPSでマップ化 “配達”の素晴らしさを再発見

長崎新聞社

長崎新聞配達員2285名の配達ルートをGPS受信機を使って視覚化。

人が人に直接届ける意味を配達網ビジュアル化で問う

長崎新聞社は、輪転機を刷新したことを機に、新聞配達の軌跡を視覚化するビジュアライズマップを制作。新聞、Web、ドキュメンタリームービーで、総合的なコミュニケーションを実施した。

「The Way」と名付けられたこのプロジェクト。急峻な坂道で入り組んだ市街地、594の離島、総延長距離4189キロメートルにおよぶ海岸線など、日本の中でも複雑な交通網を抱えるといわれる長崎の土地で、新聞がどう配達されているかをGPSで追いかけ、目に見えるようにマップにした。

約18万部の新聞を配る配達員2285人の配達ルートを、150台ものGPS受信機を使用して40日間にわたり計測。同時に、実際に配達している様子をカメラで追いかけ、車、バイク、船、飛行機などさまざまな手段を使いながら人から人へと新聞が“リレー”されていく様子を、長崎の美しい風景とともに映像化した。

このプロジェクトの企画は今年4月に始まった。「新聞社の営みを再確認すると同時に、企画を通して、日本の地方紙の価値を世界に問いたい」という電通 新聞局地方部 野呂裕樹氏の呼びかけからプロジェクトチームが発足した。

アイデアの応酬に1か月半を費やすも …

あと74%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

EDITOR'S PICK キャンペーンの記事一覧

EDITOR'S PICK キャンペーンの記事一覧をみる

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する