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いま、必要とされるクリエイターの条件

変化に合わせて進化できるか!? データドリブン時代の新しいクリエイター像――山田智久(博報堂アイ・スタジオ)

山田智久(博報堂アイ・スタジオ)

データドリブンマーケティングへの志向が高まる中、必然的にクリエイティブにもデータドリブンが求められるようになってきている。マインドセットのシフトはもちろん、臨機応変な対応、フットワークの軽さといった“時代に合わせた仕事スタイル”も求められており、これまでの広告制作業の“納品文化”のスタイルでは、クライアントの満足は得られない。いまの時代に求められるクリエイティブの機能とは?そして、クリエイターのあり方とは?

図 博報堂アイ・スタジオが取り組むデータドリブンクリエイティブ
改善活動の反復により、提案の精緻化を進めるデータドリブンクリエイティブ。

Q1 クライアントが、クリエイティブ/クリエイターに求めることについて、近年変化していると感じていることはありますか?

私が担当しているお客さまの傾向で言うと、ファクトを気にする方が増えてきていると思います。我々から提案させていただく企画やクリエイティブの妥当性を事前検証し、根拠を明確な形にした提案が欲しいというケースが増えてきています。例えば、PCとスマートフォンで情報量は同じでいいのか、スマートフォンならではの企画・切り口があるのではないかなど、調査をもとに提案することです。

Q2 現在のキャリアに至った経緯を教えてください。

プロデューサーとして、制作物をつくり上げながら …

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