バズフィード日本版
2015年冬に開設へ
広告モデルは、日本にフィットする形を探る。
米ニュースサイト大手バズフィードとヤフーは8月18日、「BuzzFeed(バズフィード)日本版」を今冬にもオープンすると発表した。12日付でバズフィードが過半を出資する合弁会社を立ち上げた。広告はヤフーが独占販売する。日本版の独自コンテンツも用意し、一般記事は「Yahoo!ニュース」にも配信する。合弁会社「バズフィード・ジャパン」(港区)の最高経営責任者(CEO)は未定。当面の間は、バズフィード社長(プレジデント)のグレッグ・コールマン氏が、新会社の代表取締役として舵を取る。同氏は米ヤフー出身で、米ハフィントンポストや仏クリテオの会長を歴任した人物。また、ヤフーの広告事業でプロダクト責任者を務める高田徹氏も、兼務で代表取締役に就く。「BuzzFeed」の収益の主力は「カスタムコンテンツ」(ネイティブ広告)で、2014年は435社が出稿した。同年のネイティブ広告の累計閲覧回数は2億7000万回超。全体の読者数は、月間で2億人に上る。具体的な広告モデルは、「日本で受け入れられる適切な方法を探る」(バズフィード広報担当)とした。日本は、シドニー、ベルリン、ムンバイ、サンパウロに次ぐ、5番目の拠点となる。
CCC、映像事業の強化を狙い
映画レビューサービスと連携
映画を観たい時に観られる環境を整備。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」を運営するつみきと業務提携すると発表した。これにより、全国のTSUTAYA店舗や、ネット宅配レンタル「TSUTAYA DISCAS」、映像配信「TSUTAYA TV」といった映像事業の一層の活用を促す協業施策を開始した。具体的な施策としては …