「宣伝会議」の表紙では、さまざまなジャンルの最新データをインフォグラフィックスを使って紹介していきます。今月は、データに基づく個別マーケティングを行うことが、いかに顧客体験価値を向上し、企業のビジネス上の成果につながるかを表現しています。
リーチできる人数をカウント(数を数える)するのではなく、カウントできる、つまり「価値のある人にリーチすること」がより重要――マーケター、ブランドマネージャーは直観的に理解するところだが、それを定量化することは容易ではない。
今月のビジュアルは、日本IBMのデータをベースに作成した。同社のファーストデータを使った個別マーケティングを実践したクラウドコンピューティングキャンペーンにおいて、広告露出のうち14%が新規顧客の80%を形成したことを示している。この80%の新規顧客は …