広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

進むインタラクティブな展開 デジタルサイネージのパーソナライズ化

オリコム 吉田勝広(デジタルサイネージコンソーシアム理事)

サイネージを通したデスノートの2人との対話に感動する参加者たち。

「デスノート」の世界観をサイネージで表現

6月29日から1週間、日本テレビ系ドラマ『デスノート』のプロモーションが、東急百貨店東横店2階のサイネージを使って行われた。36面すべてのフレーム自体をラッピングし、“夜の東京”というイメージにした。そこに赤い文字で番組名、放送開始日時などを表示。通路全体が普段と違う色彩感になり番組の世界観を演出していた。注目は、2つのサイネージを使ったインタラクティブなイベント展開だ。ドラマで「夜神月」役の窪田正孝さんと「L」役の山﨑賢人さんが出演するものだ。

「Lの前に立つと何かが起こる」と書かれたサイネージの前に立つと、自分の顔がキャプチャーされ、Lが「あなたはこういう性格ですね」とプロファイリング結果を表示した。筆者の場合「性別:男性、推定年齢:37歳、性格:シャツが常にインしていないと、落ち着かない折り目正しすぎる性格」だった。思いあたる部分もあるが …

あと71%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

コンテンツとコミュニケーションが“同居”するこれからの動画
JACEイベントアワードからイベントの意味合いを考える
第13回 JPMプランニング・ソリューション・アォード各受賞作品が決定
進むインタラクティブな展開 デジタルサイネージのパーソナライズ化(この記事です)
アップル社、Facebookもニュースサービスを開始 オンライン課金モデルの既存メディアに影響も
ネットの伸長が顕著に 変わりゆく日本人とテレビの関係
7月の注目ニュースは?広告界ニュースダイジェスト
6月の注目のニュースは?広告界のニュースダイジェスト
オープンソースなテレビ 表現技術の拡張が変えるもの
5年後の東京パラリンピック開催に向け日本のスポーツ文化の懐の深さを感じさせられるか
2014年度のPOP広告市場は2331億円 求められる「プロモーショナル・マーケティング」の視点
「デジタルサイネージアワード2015」に見るサイネージクリエイティブ
活用広がる可変印刷 現場の苦労が大きいという課題も
“黒船”ネットフリックスの上陸 注目されるテレビ各局の動向
マーケティングリサーチの精度を高めるには? 3つのキーワードから読み解く
新設の4Kサイネージが聖地に ロイヤルユーザーをOOHで捉える
『群像の時代 動きはじめたメディアコンテンツ』 ネットがコンテンツの形態に与える影響とは

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する