視聴“短時間化”傾向に
テレビ視聴の短時間化と「毎日」の接触が減少─。NHK放送文化研究所が7月7日に発表した「日本人とテレビ 2015」の調査でこんな傾向が明らかになった。
同調査は、人々にとってのテレビの位置付けの変化を把握することを目的に、1985年から5年ごとに実施している。今回は全国の16歳以上の男女3600人を対象に調査を行い、2442人から有効回答を得ている。
調査結果によると、まず「普段の日」のテレビの視聴時間は、85年から前回2010年調査までは長時間化の傾向が続いていた。しかし、今回は「ほとんど、まったく見ない」人(6%)と「短時間(30分~2時間)」視聴の人(38%)が増加し、「長時間(4時間以上)」(37%)の人が減少。調査開始以来、全体の視聴時間が初めて“短時間化”する傾向に転じた。
年齢の階層別に見ると …
あと78%