広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

「デジタルサイネージアワード2015」に見るサイネージクリエイティブ

オリコム 吉田勝広(デジタルサイネージコンソーシアム理事)

テレビ朝日の「デジタルどこでもドア」

「どこでもドア」をサイネージで実現

6月10日、「デジタルサイネージアワード 2015」の表彰式が行われた。国内のデジタルサイネージを使った表現の中から、優秀作品を選出し表彰することで、サイネージ市場のさらなる活性化を目指しており、今年で6回目になる。

グランプリはテレビ朝日の「デジタルどこでもドア」だ。『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記』のプロモーションで実施。90インチのデジタルサイネージをどこでもドアに見立て、本社アトリウムに4台設置した。扉が開くと世界中の絶景が広がる映像の演出はタイトル通りだ。時間帯や時期によって4台で一画面となるスペクタクル映像ショーや、インタラクティブイベント「どこでもドアにはいっちゃおう!」を実施した。撮影した自分の画像がキャラクターになってサイネージ上で宇宙遊泳するというもので、3カ月間で9818人が参加した。審査員からは …

あと74%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

6月の注目のニュースは?広告界のニュースダイジェスト
オープンソースなテレビ 表現技術の拡張が変えるもの
5年後の東京パラリンピック開催に向け日本のスポーツ文化の懐の深さを感じさせられるか
2014年度のPOP広告市場は2331億円 求められる「プロモーショナル・マーケティング」の視点
「デジタルサイネージアワード2015」に見るサイネージクリエイティブ(この記事です)
活用広がる可変印刷 現場の苦労が大きいという課題も
“黒船”ネットフリックスの上陸 注目されるテレビ各局の動向
マーケティングリサーチの精度を高めるには? 3つのキーワードから読み解く
新設の4Kサイネージが聖地に ロイヤルユーザーをOOHで捉える
『群像の時代 動きはじめたメディアコンテンツ』 ネットがコンテンツの形態に与える影響とは
場や機会としての柔軟性・拡張性を社会に発信 イベントが持つポテンシャル
脱・受け身、攻めの仕事へのパスポート プロモーショナル・マーケター認証試験
村田昭治先生を偲んで 日本におけるマーケティング研究の発展に寄与
相次ぐ新聞社のクラウドファンディングへの参入 新たな層の獲得へ期待高まる
JASRAC提訴に最高裁判断 法律での係争は続く
市場を活性化させた優れた事例を表彰 「日本マーケティング大賞」発表
「住みますアジア芸人」、アジアで広がるチャンスを掴めるか
超人スポーツ本格始動 さまざまな分野をつなぎ場を創造

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する