広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

“黒船”ネットフリックスの上陸 注目されるテレビ各局の動向

明石庸司

動画配信をめぐる
動きが活発化

フジテレビは6月17日、今秋から日本でサービスを開始する米動画配信ネットワーク「ネットフリックス」向けに独自番組を提供すると発表した。日本のテレビ局が番組提供を表明するのは初めて。他のテレビ局や制作会社も同様の動きを見せており、サービス開始を前に盛り上がりを見せる。一方、日本に先行上陸したHuluも日テレと共同でオリジナルドラマを制作するなど、動画配信をめぐる動きが活発化している。

ネットフリックスは約世界50カ国でサービスを展開する有料動画配信ネットワークの最大手。会員は今年3月末時点で6200万人を誇り、2016年末までには、全世界にサービスを拡大するとしている。映画やテレビドラマ、ドキュメンタリーなどに加え、オリジナルドラマやドキュメンタリーも数多く制作・配信。ドラマ「ハウス・オブ・カード」は2013年に米エミー賞を受賞し、話題となった。

フジテレビは第一弾として …

あと77%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

6月の注目のニュースは?広告界のニュースダイジェスト
オープンソースなテレビ 表現技術の拡張が変えるもの
5年後の東京パラリンピック開催に向け日本のスポーツ文化の懐の深さを感じさせられるか
2014年度のPOP広告市場は2331億円 求められる「プロモーショナル・マーケティング」の視点
「デジタルサイネージアワード2015」に見るサイネージクリエイティブ
活用広がる可変印刷 現場の苦労が大きいという課題も
“黒船”ネットフリックスの上陸 注目されるテレビ各局の動向(この記事です)
マーケティングリサーチの精度を高めるには? 3つのキーワードから読み解く
新設の4Kサイネージが聖地に ロイヤルユーザーをOOHで捉える
『群像の時代 動きはじめたメディアコンテンツ』 ネットがコンテンツの形態に与える影響とは
場や機会としての柔軟性・拡張性を社会に発信 イベントが持つポテンシャル
脱・受け身、攻めの仕事へのパスポート プロモーショナル・マーケター認証試験
村田昭治先生を偲んで 日本におけるマーケティング研究の発展に寄与
相次ぐ新聞社のクラウドファンディングへの参入 新たな層の獲得へ期待高まる
JASRAC提訴に最高裁判断 法律での係争は続く
市場を活性化させた優れた事例を表彰 「日本マーケティング大賞」発表
「住みますアジア芸人」、アジアで広がるチャンスを掴めるか
超人スポーツ本格始動 さまざまな分野をつなぎ場を創造

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する