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第52回宣伝会議賞ファイナルレポート

第52回宣伝会議賞 最終審査員による講評

二次審査から四次審査、そして贈賞式当日の最終審査を担当された最終審査員の方々。一次審査を通過した6563点という膨大な数の作品を15名で審査しました。審査を通じて感じたことや、受賞作品・お気に入りの作品について、広告界を代表するクリエイターである皆さんにコメントをもらいました。

贈賞式の前に行われた最終審査会。52万作品の頂点を決めるべく、虎ノ門ヒルズの一室に集まった最終審査員は12名(3名は欠席のため事前投票)。日本の広告クリエイティブを牽引する彼らによって、ファイナリスト21作品から、グランプリをはじめとする各賞が決定された。グランプリ作品の選出では票が割れ、時に忌憚ない意見が飛び交ったものの、終始和やかな雰囲気で進んだ。

最終審査員 講評

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審査員長 ナカハタ 仲畑貴志 

宣伝会議賞のように試作の場では、完成度より挑戦度、定着力より爆発力を期待しています。グランプリは、無職という言葉への抵抗から、クライアントは使用を躊躇するかもしれないけれど、その分強く、しかも「なるほど」と納得させる発見があって評価されました。今回のコピーゴールドは珍しく現実的なアプローチ・コピーでした。その新しいマーケットの獲得を考えた発想が票を集めました。CMゴールドは、視点の転換が見事でした。おめでとう。
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電通 磯島拓矢 

FIXERさんの課題に対する「クラウドにしない会社は、クラウドにしない理由を言えない会社だ。」というコピーが好きでした。当然ですが、サービスやクライアントさんが新しいと、出てくるコピーも新しい。広告・コピーの力を立証するためにも、新しいクライアントさんに積極的に取り組んだ方が良いな、と思いました。社交辞令でもなんでもなく、審査は本当に勉強になります。ありがとうございました。

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